メリハリを付けた予算が大事

家を造るということは、文字通り一生ものの作業となります。当然ながらあれもしたいこれも付けたいと考えるのは人情ですが、一方で家造りにどれだけお金をかけても大丈夫という余裕のある方は少数でしょう。理想を追うのも大事ですが、現実をしっかり見て無理をしないという点も重要です。過大な予算になってしまって日々の生活を圧迫してしまうようになると、将来的にローンが支払えなくなってせっかくの家を手放さなくてはならないというリスクもあり得ます。そうなると出来るだけローコストでと考えてしまいがちですが、これも一生住み続けることを考えると、不満を抱えながら暮らすのも辛いものです。予算設定には、納得できるギリギリの線まで頑張る、というスタンスが必要なのです。

これからは50年計画で考えよう

ひと昔前までは家の耐用年数は30年と言われていましたし、平均寿命も今よりは短めでしたので家を建てるにしても30年間の人生設計を基にしている事が多かったのです。しかし現在では建築工法や素材技術の発達によって、適切なメンテナンスをすれば家屋は優に50年程度は住めるようになってきました。さらに人のほうも特に健康寿命の伸びが大きくなっていますので、これからはひとつの家に50年は暮らすという計画を立てるのが妥当でしょう。50年の人生の中では、いろいろなステージの変化があるのが普通です。家造りにもこうした視点を取り入れて、その時々にあった柔軟な組み換えの出来る設計にしておけば、トータルコストを下げることが出来ます。

ローコスト住宅は、分譲住宅が多く自分の好みのデザインを選べるケースは少ないものの、通常の新築一戸建てよりも購入費用を大幅に節約することが可能です。